採用・企業発信
「風通しのよい会社」をどう伝える?採用メッセージを具体化する方法
「風通しがよい」「成長できる」を具体的な採用メッセージへ。実際の出来事、行動、働く条件から言葉をつくる方法を紹介します。
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「風通しがよい」「成長できる」「裁量がある」。会社の魅力を表す言葉として便利ですが、その言葉だけでは、日々どんなことが起きている職場かまでは分かりません。
Nicoが提案するのは、言葉の根拠となる行動や出来事を見つけ、その姿が伝わる文章にする方法です。
1. 同じ言葉の意味を、社内で確かめる
「裁量がある」といっても、提案できる範囲、予算を決める権限、働く時間の選択など、意味は異なります。経営者だけでなく、実際に働く人にも具体的な場面を聞きます。
「どの場面でそう感じたか」「誰が何を提案したか」「どう検討され、何が変わったか」。ここまで聞くと、言葉の輪郭がはっきりします。
2. 印象を、確かめられる説明に変える
以下は書き方を示すための架空の例です。
- 印象の言葉風通しがよい
- 実際の出来事
- 行動・条件
- 具体的な説明
本文の考え方を整理した説明図です。
| 元の表現 | 確認した事実がある場合の書き換え例 |
|---|---|
| 風通しのよい職場です | 定例では担当者が改善案を持ち寄り、試す内容と担当を決めています |
| 成長できる環境です | 入社後は先輩との案件同行から始め、習熟に合わせて担当範囲を広げます |
| 裁量があります | 顧客への提案内容は担当者が考え、金額と契約条件は責任者と確認します |
魅力を大きく見せるより、どこまで自分で決められるかが分かる方が、候補者は自分に合うかを考えやすくなります。
3. 制度・実際・目指す姿を分ける
まだ一部の部署で試している取り組みを、全社の制度として書かないようにします。経営として目指していることは、「これから整えていく方針」として説明できます。
一人のよい経験だけで会社全体を代表させず、職種や拠点による違いも確認します。違いを消して一つのコピーにまとめる必要はありません。
4. 誰に合うかまで考える
変化の大きい仕事を魅力と感じる人も、手順が明確な環境で力を発揮する人もいます。会社の特徴を伝えるときは、そこでどんな役割や姿勢が求められるかも説明します。
採用メッセージを考える前に、最近の出来事を三つ集めてみてください。そのときの選択に、企業が大切にしていることが表れているかもしれません。
